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神戸市子ども会連合会結成40周年・震災10年記念事業
平成15年11月に第1回「神戸市子ども会連合会結成40周年・震災10年記念事業 準備委員会」が開催され、
結成40周年と震災10年を迎える平成16年度の特別事業についての検討が開始された。
以降、この委員会は、月に1〜2回開催されました。

震災のように困難な状況に立ち向かった時、将来を担う子ども達にとって、本当は何が大切なのかを多くの“大人”達は感じたはずです。
それは、どんな困難な状況においても、自身で問題に気づき、多くの人と協力しながら、
自身で問題を解決していく「生きる力」ではないでしょうか。
決して座学からだけで得る事は出来ない様々な“体験”を通して“身”となるものであり、
子ども会はその“体験”の提供が役割であると認識しています。
そこで、40年間の集大成として、神戸市子ども会連合会が直接主催し市内の小学生に向けて、
体験活動を実施することにより、子どもたちのみならず、広く市民へ体験活動の啓発を行うこととしました。
また、合わせて、多くの人に支えられて、こうして再び元気を取り戻しつつあるこの神戸の街を、
子どもたちと共に見つめなおす契機とすることも大切ではないかとの思いに立ち、事業を計画し実施いたしました。

 海(カッター・練習船)体験 〜震災10年郷土神戸をみつめる〜
 日時:平成16年11月2日(土)9:00〜16:00

場所:神戸大学海事科学部

参加者:市内小学生200名

内容:ロープワーク・資料館見学・操船シミュレーター体験
    クルーザー操船体験・練習船「深江丸」体験航海

10人程度のグループに分かれ、海事科学部の学生がリーダーとなり、様々な体験を行いました。
ロープワークではザイルを手に持ち実際に体験しました。世界に誇る操船シミュレーターでは、
実寸大の窓に映し出される明石海峡大橋の映像を見ながら、実寸大の舵を握り、子どもたちは大
はしゃぎ。小型船舶が映像に現われると「ぶつかる」と大声で叫びながら、気分は船長になって
いました。当初は、カッター体験の予定でしたが、雨のため操船シミュレーターの体験に変わり
ました。子どもたちは、「雨で良かったね」と口々に言うほどの大喜びでした。<
そして、クルーザーや練習船「深江丸」に乗り、操船体験も行いました。波や風の影響で船を真
っ直ぐに進めることも非常に難しく、交代で握る舵は、子どもたちの汗でべっとりとしていまし
た。「面舵!」の合図に合わせ、子どもたちが舵を切ると、少し遅れて船がゆっくりと傾き進路
を変えます。遠くに神戸の街並みを望んでのこの航海は、タイトルにもある「郷土神戸をみつめ
る」に、持って来いの行事となりました。
 
 


第2弾 星空体験交流キャンプ 〜震災10年郷土神戸を見つめる〜

 日時:平成16年10月30日(土)
       10月31日(日)

 場所:県立にしはりま天文台公園他

 参加者:小学4年生以上100名(神戸市60名・作用町40名)

 内容・行程:   

<1日目(30日)>

<2日目(31日)>


07:00


08:00


08:20


08:40


10:30


11:05
>

11:30


12:15


13:00


14:15


15:30


16:10


16:45


17:15


18:30


20:30


21:30


こべっこランド集合・ミーティング


受付開始


出発式・挨拶


出発


トイレ休憩


オプトピア 見学


映画


昼食


出発


さいひめ神社秋祭り見学


雨天時の施設
(体育館)着


レクリエーションなど


終了


施設着(佐用町合流)


開会式典(食堂)


夕食


よさこい練習開始


順次入浴


就寝準備・就寝


06:00


06:30


06:45


07:15


07:45


08:15


10:45


11:45


12:30


13:00


13:45


14:30


16:45


17:00


17:15


起床


身辺整理


朝食 水筒持参


掃除


バスで体育館に移動


よさこい練習開始・発表会準備


発表会開始


昼食開始


お別れ


バス乗車・出発


笹が岡公園到着


笹が岡公園出発


こべっこランド着


解散式


参加者解散


曇り空のため、星空を観察することは出来ませんでしたが、夜の西はりま天文台公園の屋外は暗闇で、
まさに“あの日”を思い起こさせ、子どもたちに震災を語るのにはかえって好都合な夜となりました。
子どもたちは、あっという間に友達どうしとなり、交流プログラムの「よさこい踊り」では
、声を合わせともに楽しく踊りました。初めて出会う子ども同士でも、
すぐに仲良く楽しめることができたこの経験は、子どもたちにとって、今後、
色々な人と触れ合い共生していくための一つのきっかけとなったのではないでしょうか。





  

  空(連凧)体験 〜震災10年郷土神戸をみつめる〜  日時:平成17年1月9日(日)

  場所:神戸空港島

  内容:連凧体験・震災体験(仮設トイレ・炊き出し)

  参加者:1600人

バス27台に分乗して神戸の最先端の地神戸空港に子どもたちとその保護者は集結しました。
10年前のように砂ぼこりが舞う臨時駐車場には、仮設トイレと暖かい豚汁の炊き出しコーナ
ーが用意されました。昼食後、市子連主催の震災10年記念式典が行われました。宿野会長の
「震災もみんなで力を合わせたから乗り切れた。これから揚げる連凧もみんなで力を合わせた
ら揚げることができる。みんなで力を合わすことが大切。」との主旨のあいさつの後、矢田神
戸市長が「震災では多くの尊いものを失いましたが、“人と人とのきずな”“地域のつながり
の大切さ”等大事なことに気づかせてくれました。それを、子ども達の語り継いで行くことが
私達の責務」とのお話を頂きました。そして子ども代表の中川知史君と河南槙さんが「震災で
がんばった人に負けないように、たくましくなります。また、これからも神戸が人に優しい街
であり続けられるように努力します。そして、これから揚げる連凧のように、やがてこの島か
ら飛び立つ飛行機のように、大きな夢を叶えます」と力強く誓いました。そしていよいよ連凧
を揚げる時がきました。1,600人で1,000の凧を揚げますが、人数も凧の数も多く、中々
順調に準備できません。9月に指導者向けの講習会を開き、10月〜12月の間、各区でそれ
ぞれ作成してきた努力も実らないのかと不安がよぎり始めました。しかし、次々と準備完了の
サインである各区のプラカードが上がりました。東灘区から、順に、あっという間に各区の凧
が天高くあがりました。凧の先端から手前の凧までは、約180メートル。「未来にはばたけ!
こうべっこ!」等の文字が鮮やかに青空に写り、子どもたちは、写真をとったり、歓声をあげ
たりと大騒ぎでした。